表舞台を輝かせる裏方の専門職。イベント電気工事の世界で経験を積みたい職人の卵を募集します

エターナル・ナウ合同会社

  • 千葉県
  • 弟子 , アシスタント , 右腕候補

千葉県野田市に事務所を構えるエターナル・ナウ合同会社は、イベント電気工事のプロチーム。代表の田中洋成さんは20年以上にわたり、住宅や店舗、工場、高圧電気工事等の電気工事の実績を重ね、2023年11月に会社を設立しました。

「イベントの電気というと華やかなイメージがあるかもしれませんが、私たちがやっているのは裏方の仕事。決して派手ではないけれど、やりがいのある仕事ですよ」と語る田中さんは、同じ志を持って電気工事に取り組んでくれるアシスタントを探しています。

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不器用でも無資格でも大丈夫。重視するのはやる気と学ぶ姿勢

10代の頃にエアコンの電気工事の仕事に就き、今日に至るまで幅広く電気工事の経験を積んできた田中さんは、この業界の採用事情に対して課題感を持っているそうです。

「電気工事の業界では、就職してある程度技術を覚えると辞めてしまったり独立してしまう人が多く、人材がなかなか定着しません。専門的な仕事のため引き継ぎも容易ではなく……。だからこそ、自分たちと同じ志を持って取り組んでくれる人を探しています」(田中さん、以下同)

電気工事は専門性の高い仕事ですが、田中さんはアシスタントに対して最初から高いスキルや資格を求めていないとのこと。

「スキルや資格よりもその人のやる気を重視しています。この仕事でやっていくんだという気概を持っていることが採用における第一条件ですね。専門的なことが分からなくても手先が不器用でも構いません。まずは私たちのやっていることを見てもらい、そこで学んでいくうちに知識と技術は自ずと身についていくはずです」

イベント電気工事の仕事をするにあたり、「第二種電気工事士」という資格が必要になります。第二種電気工事士は600V以下で受電する一般用電気工作物が扱える資格のこと。しかし、無資格であってもエターナル・ナウにアシスタントとして応募することは可能です。

「第二種電気工事士の資格は最初から必要ではありません。資格がなくても担当できる業務はたくさんあるので、まずはそこをやっていただく予定です。基礎的なことを覚えながら、電気工事士の資格取得を目指してもらえたらと思います」

地味で面白みがないけれど、イベントが安全に開催されるために必要不可欠な仕事

田中さんたちの仕事はイベントの数週間前から始まります。分電盤や照明のチェックおよびメンテナンス、材料の準備などをはじめ、配線や機材配置の計画、主催者やイベント関係者との打ち合わせなどを行います。

「イベント会場の写真を見ると非常に華やかな世界なのですが、電気工事は常にその裏で動いている地味な仕事です。しかし、イベントが安全に開催されるためには私たちの仕事が必要不可欠です。イベントは一発勝負なのでミスは許されません。どこに配線をするか、どこに機材を置くかなど図面をもとに細かく計画を立て、緻密に準備を進めていきます。そこに面白みを感じるかどうかは人それぞれだと思うので、まずはそういったイベントの裏側の仕事を見ていただきたいです」

田中さんたちの仕事はイベントの設営が完了したら終わりではありません。イベント当日は万が一のトラブルに備え、常に会場で待機します。

「イベントの日は朝から夜まで会場に待機するのが基本です。安全にイベントが進行しているほど我々の手は空いているのですが、会場を見回って安全点検をしたり、トラブルがあれば対応したりします。どうしても拘束時間が長くなるので、当日の状況に応じて臨機応変に待機番を交代することもあります。イベントの長時間勤務の後は長めの休暇を取ることも可能です」

「設営からイベント当日、イベント終了後の撤去作業まで、会場が屋外である以上は天候の影響を受けることになります。特に雨は電気工事の天敵。いつも以上に安全対策をしなくてはいけません」

その日の天候によって作業の難易度が左右されるのも電気工事の特徴。たとえ大雨や台風、猛暑であっても作業は予定通りに実施しなくてはいけません。田中さんは「この仕事は忍耐力が必要です」と、これまでの経験を振り返ります。

「また、同じ会場であってもイベントによって配線や準備物が異なるため、毎回計算しながら試行錯誤しています。もう少し上手くできたのに……と反省点することもしばしば。前回の反省点を活かし、よりよい成果が出るように努力を続けています」

異業種との関わりが多い仕事。イベントを成功させるために一致団結

決して「ラク」とは言えないイベント電気工事の仕事。しかし、この仕事ならではの面白さややりがいも。

「過去に、強風の影響で設営が1からやり直しになってしまったことがあるんです。テントも飛ばされて配線もダメになってしまって。そのときは異業種の方々と協力して会場を再設営しました。とても大変だったけど、今となればよい思い出ですね。イベントがスムーズに開催されるのがベストですが、予期せぬトラブルが発生したときにみんなで協力する機会も結構多いんですよ。必ずイベントを成功させたいという想いのもと、異業種の人々と一致団結できるところに面白さを感じますし、電気工事分野以外の方と関わることで新たな発見や学びもあります。そして何より、イベントに来場した人たちの笑顔を見ると、自分も楽しい気持ちになれるんです」

変化する時代の中で、視野を広く持ち「正解」を探していける人を求む

今までに100件以上のイベントに携わってきた田中さんは、業界の今後を見据えた上でアシスタントにこのようなことを期待しています。

「イベント業界、そして電気工事の常識は今後変わっていく可能性があります。今は私のやり方が正しくても、将来的にそれがずっと正しいとは限りません。アシスタントとして入っていただく方には、ぜひ視野を広く持ち、その時代に適したやり方を選択できるようになってほしいと思っています。まずは私のやり方を真似てベースにしてください。そこからさまざまなことを身につけて、少しずつ自分の色を出していってもらえたら嬉しいです」

業界の「当たり前」が目まぐるしく移り変わる時代。変遷の中で技術を磨き、経験を積んでからも謙虚に学び続けることができる人。そのような人物が、イベント電気工事業界の新たな可能性を切り開いていくことができるのかもしれませんね。

「電気工事を通じて人間力を高め、お互いに成長できる関係をつくっていきたいです。まずは私たちのやっている仕事を見にきてください。この仕事の大変さも面白さも理解してもらった上で、仕事を引き継いでもらえたらと思っています。そして、いつかは私がいなくてもこの会社が回っていくようにするのが目標です」

華やかな世界を下支えするイベント電気工事の仕事。表舞台を輝かせるために、田中さんたちは今日も作業を続けます。

エターナル・ナウ合同会社
代表社員:田中 洋成
所在地:〒278-0026千葉県野田市花井248-10
事業内容:イベント電気工事
お問い合わせ:04-7129-3712
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