料理は“場”をつくる仕事。人をつなぐ出張料理人を求む
森のくまさん食堂
- 東京都
- アシスタント , のれん分け , 右腕候補
出張料理人として全国を飛び回り、企業の懇親会やレセプションなど多様な現場で料理を提供している葛西弘明さん。料理の味や見た目だけでなく、その場に集う人々の関係性までをデザインする仕事に取り組んでいます。
いま葛西さんが求めているのは、その価値観を共有し、ともに現場をつくる「弟子」の存在です。料理人としての技術はもちろん、コミュニケーションやビジネスの視点も身につけながら、新しい働き方を切り拓いていける仲間を募集しています。
葛西さんが手がけているのは、出張料理とケータリングを中心とした事業です。全国各地の企業から依頼を受け、懇親会やレセプションパーティーなど、さまざまなシーンに応じた料理と空間を提供しています。
特徴的なのは、単に料理を提供するだけにとどまらない点です。事前のヒアリングから会場づくりまで関わり、その場の目的や参加者に合わせて最適な体験を設計していきます。
「私は食をツールだと考えているんです。人と人がつながる場所だったり、企業同士がつながる場所だったり。その中心に料理がある。イベントと料理って、切り離せないものだと思っています。なので、料理の味はもちろん、見栄えや提供のタイミング、そして空間の空気感。そのすべてが揃ってはじめて、場の価値が生まれるのかなと。料理がおいしいと、それだけで場の空気が明るくなるんですよね。会話も弾むし、人の距離も縮まる。だからこそ、味や盛り付けにはしっかり向き合っています」
さらに葛西さんが重視しているのが、料理に込められたストーリーです。食材の背景や生産者の想いを伝えることで、食事の時間そのものをより豊かな体験へと昇華させています。
「どういう人がつくった食材なのか、どんな背景があるのか。そういう部分まで届けていくのも価値提供だと思っています。レストランやホテルとは違う、出張料理ならではの強みですね」
現在、葛西さんが弟子を募集している背景には、料理人の働き方そのものを広げていきたいという思いがあります。
「10年後、20年後を考えたときに、料理人の働き方はもっと多様になっていくと思うんです。たとえば企業に専属でつくシェフだったり、個人で活躍する料理人だったり。そういう選択肢を増やしていきたい。従来の料理人のキャリアは、飲食店やホテルで経験を積み、いずれ独立するという流れが一般的でした。しかし実際には、技術を身につけた後の経営や集客の壁に直面する人も少なくありません。料理はできるけど、どうやって仕事を取るのか分からない。どうやってお客様を増やしていくのか分からない。そういう人は多いと思うんです」
だからこそ葛西さんは、料理の技術だけでなく、営業や経営の視点も含めて伝えていきたいと考えています。
「うちで経験を積む中で、自分のお客様をつくっていってほしいんです。名刺もどんどん配っていい。ここでの出会いを、次の仕事につなげていってほしい。私が求めているのは、単に腕のある料理人ではありません。人と向き合い、関係性を築いていくことを楽しめる人。そして、自分の可能性を広げていきたいという意欲を持った人です」
葛西さんが弟子に求めている条件は、お客様としっかり向き合って、コミュニケーションを取れること。料理を通してどれだけ喜んでもらえるか、そこに向き合える人と一緒にやりたいと考えているそうです。
弟子として参加した場合、いきなり一人で現場を任されることはありません。まずは葛西さんとともに現場に入り、仕事の流れを体感するところからスタートします。
「最初は同行してもらって、見て覚えてもらう形ですね。現場ごとに求められることが違うので、一つひとつ経験しながら、自分の引き出しを増やしていってほしいです」
現場は少人数のパーティーから大規模なイベントまで多岐にわたり、それぞれに異なる対応力が求められます。段階的に経験を積みながら、自身のスキルに応じて任される範囲が広がっていきます。
「経営者の方や企業の方との仕事も多いので、普通に働いていたら出会えないような方々と関われる機会があります。そういう環境も、成長のきっかけになると思います。料理人はクリエイターですが、それだけでは仕事として成立しません。どうやって価値を届けるのか、どうやって継続的な関係を築くのか。そういうビジネスの部分も含めて伝えていきたいですね」
料理は、人をつなぐ力を持っています。ひとつの料理を囲むことで、自然と会話が生まれ、関係が深まっていく。葛西さんは今日まで、その力を最大限に引き出す仕事に取り組んできました。
「オンラインが当たり前の時代だからこそ、 face to face の価値を大事にしたいんです。料理を囲んで生まれる空気感って、やっぱり特別なんですよね。将来的には、料理人がより自由に活躍できる仕組みづくりも視野に入れています。企業専属のシェフや、料理人同士がつながるネットワークなど、新しい形を模索している段階です」
最後に、この記事を読んでくれている方にメッセージをいただきました。
「食で世の中を変えていきたいと思っています。人と人のつながりも、企業同士のつながりも、料理人がつくることができる。そういう可能性を広げていきたい。その想いを共有し、ともに現場に立ち、ともに未来をつくっていきませんか」
料理人としての技術を磨くだけでなく、人として、そして一人のプロフェッショナルとして成長していきたい。
そんな思いを持つ人にとって、葛西さんのつくる現場は大きな一歩になるはずです。
森のくまさん食堂
代表:葛西弘明
ホームページ:https://morinokumasan-shokudo.jp/
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お問い合わせ:https://morinokumasan-shokudo.jp/#contact
葛西弘明プロフィール
料理人。21歳のときに漁業に従事(食材の目利きを習得)。その後、26歳で料理の世界へ転身。陳健一氏(中華)、道場六三郎氏(和食)に師事。現在は出張料理人として年間多数のイベントを担当。お客様とのコミュニケーションを大切にし、料理を通して人と人とを繋げたいという思いを持つ。